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| 白金需給のポイント Market analysis from supply and demand |
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| 08年の白金需給は11.7トンの供給不足 |
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英ジョンソン・マッセイ社(JM)が発表した「プラチナ2009」によると、08年のプラチナ需要は供給量が前年比9.5%減の185.7トンとなりました。
一方、需要は同5.0%減の197.4トンとなり、11.7トンの供給不足となりました。 |
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| 南アフリカの供給量が減少 |
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プラチナの最大生産国である南アフリカからのプラチナ供給は電力供給問題、悪天候、事故防止のための老朽化した鉱山の閉鎖、精錬所の操業停止、熟錬スタッフ不足などからは前年比16.8トン減の140.9トンとなりました。
一方、ロシアからの供給量は、前年比3.0トン減の25.5トンとなりました。その他の生産国から売却量は微増にとどまりました。 |
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| ニューヨーク市場で投機家の買い越し続く |
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NY白金市場の大口投機家の取組内容を見ると、昨年以降、買い越し状態が続いています。過去1年間で大口投機家の買い越し幅が1万枚を超えたのは、今年2月17日に記録した1万0,129枚の1回のみです。大口投機家の買い越し幅が1万枚を超えると買い過剰感が強まっていることを警戒する必要があります。
ロンドン証券取引所に上場している投資信託(ETF)の現物保有量は増加傾向をたどっています。ETFの金保有量は年初の5.31トンから4月末には10.41トンまで増加し、投資需要が旺盛であることを裏付けています。 |
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| 中国の自動車市場の拡大で需要増加 |
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中国でのプラチナ需要の増加の一因となっているのが、自動車市場の急成長です。
中国の自動車市場は03年以降、急速に拡大しました。中国での自動車生産台数は、02年が329万台水準(乗用車、商用車)でしたが、毎年2ケタの伸びを記録し、08年は934万台規模に成長しました。09年は1-4月期の新車販売台数が382万台となり、年間ベースで生産、販売とも1,100万台を超える可能性があり、低迷の続く米国の自動車市場を抜き、世界一の自動車市場となりそうです。 |
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| 過去の動きから学ぶ白金相場 Technical analysis of recent market trends |
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2007年以降の白金相場の特徴
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2007年: |
中国での宝飾、自動車触媒向け需要の増加に支援され、堅調な相場を形成。
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2008年: |
9月にリーマンブラザースが破綻すると商品市場からリスク資金が流出し、急落。 10月の安値に向け下げ足を速める。 |
2009年: |
米景気の回復傾向から反発基調。米自動車産業の不振が圧迫要因。 |
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※トロイオンス(Troy Ounce)
一般の重さの単位である常衡(ポンド、オンス)に対して金銀、宝石など重さの単位はトロイ衡(Troy Weight 別称:金衡)を使う。常衡1オンス(記号 oz)=約28.35グラムに対して、1トロイオンス(記号 oz t:OZ-T)は、約31.1035グラムとなる。12トロイオンスで1トロイポンド(Troy Pound、記号 lb t)。トロイ衡は、中世には通貨の単位ともなり、銀1トロイポンドが1ポンド(Sterling Pound)と制定された。1oz t = 24K、18金のKはKaratで含有率・純度を表す。18/24 = 0.75(75%)。ダイヤモンドの重さでは、Caratを使い、液量では1オンス = 29.578ml(米国)となる。 |
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| 東京白金は円高基調なら下落傾向も |
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東京白金は昨年12月に先限ベースで2,276円まで下落し、03年6月以来の安値をつけました。しかし年初から米景気の改善を背景に反発し、4月には4,000円台を回復しました。米自動車業界の低迷は続いていますが、中国、インドなどの新興消費国での自動車販売の伸びが支援材料となりました。4月にドル建て現物相場が1,100ドル台から1,200ドル台に上昇した局面では、中国の実需筋の買いに支援されました。インドでも白金の宝飾市場が拡大しており、中国とともに需要のカギを握りそうです。
昨年12月に2,200円台に下落した時は、1ドル=87円台まで円高が進んだ時期であり、円高基調に傾いた場合、下落傾向が続く可能性があります。 |
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| アジアの買い意欲の強さが下支え |
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昨年10月に世界的な金融危機に陥った時、金が資金の逃避先として買われた一方、プラチナは工業品需要が大きいことから下落し、一時は金との価格が逆転しましたが、米景気が最悪期から脱出したとの見方が広がると白金が反発に転じ、金に対し100ドル以上の上ザヤとなっています。
5月18日に英ジョンソン・マッセイ社(JM)が発表した「プラチナ2009」で09年のプラチナ世界需給は、08年よりひっ迫し、今後6カ月2009」で09年のプラチナ世界需給は、08年よりひっ迫し、今後6カ月間の価格予想を950〜1,350ドルとしました。1,350ドルまで上昇する条件として、経済環境の好転が必要とされました。アジアの現物の買い意欲が強いことや、長期的に堅調なファンダメンタルズが下支え要因になるとしています。 |
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